〈さんかする〉イベントレポート
Event report

|2017.12.04

京橋でハンドメイドマルシェ初開催 次回はクリスマスイヴに決定


11月23日(木・祝)、東京メトロ京橋駅直結の東京スクエアガーデンで、ハンドメイド作家による出店型イベント「ハンドメイドマルシェ@TOKYO SQUARE GARDEN」が初開催され、およそ1,500人の観光客や地元の人々が思い思いに買い物を楽しむ様子が見られました。次回は、12月24日(日)に開催されます。

交通の要所・京橋、日常使いに歩いて楽しむ街

東京スクエアガーデンは、東京駅と日本橋、銀座エリアの中間に位置する交通の要所・京橋に、2013年に竣工した飲食店なども入る大規模複合ビルです。ハンドメイドマルシェの会場となったのは、中央通りに面する正面東側と、敷地西側(八重洲側)の日本橋柳通りを結ぶ、1階貫通通路。前日から降り続いていた雨も昼過ぎには上がり、賑やかなカーニバルを思わせるストライプ柄のテントに誘われるように会場へ向かうと、50展ものブースが連なり、「よかったら、見てみませんか?」と呼び込みをする作家たちの明るい活気に溢れていました。

会場で出会った小川さんもまた、京橋駅を利用し、エリアごとに異なる魅力を持つ街を楽しむ一人です。

「今日は銀座の美容院を予約していて、千葉の自宅から銀座線で京橋に来ました。もともとハンドメイドのものやアクセサリーが大好きなので、ブースを一通り見て回り、浴衣に合わせるつまみ細工のヘアピンなど4点購入しました。アクセサリーを集めたセレクトショップや、最近では、ハンドメイド雑貨の通販サイトもありますが、作家さんとお話ししながら一緒に品定めをしてもらって手に入れた物は重みが違います。こうしたイベントは定期的に開催してほしいですね」。

小川さんの勤務地は大手町。京橋の落ち着いた雰囲気が好きなのだそう。

会場にはアクセサリーや小物、インテリア雑貨などの他、キッズ雑貨も並び、ハンドメイドならではのやわらかな風合いやカラフルでポップな色合いの作品を手に取り、目を輝かせている子どもたちの姿もあちらこちらに。オフィス街としての印象が色濃い京橋ですが、親御さんにお話を伺うと、地元の方や、お子さんの眼鏡を買いに水天宮前の自宅からバスで来られた方、勤務地である京橋の駐車場を利用して休日の外出を楽しまれていた方、県外から旅行中で、当日は日本橋でランチを食べた帰りだったという方など、この日、この場所にたくさんのファミリーが集いました。

様々な作品に興味や関心を抱く子どもたちに、作家も優しく話しかける。

笑顔の生むきっかけに、ハンドメイドは国境を越える

会場で子どもたちと同じくらい目立ったのが外国人の姿です。日本人の手先の器用さと仕事の丁寧さが見て取れる作品に、じっくり見入る姿が印象的でした。実は、京橋の歴史を紐解くと、材木や竹などを扱う職人が集い、今なお江戸の粋な美意識が宿る土地。通称「京橋美術骨董通り」と呼ばれる東仲通りは、日本最大級の地域密着型アートイベント「東京 アート アンティーク」の舞台でもあります。もしも遠い異国にいて、通りすがりにその土地の思い出となるものを手に入れることができたら…、それは感動に値する経験かもしれません。

今回、初めて出店型イベントに参加したというkometobiこと米田さんは、日本語と英語を併記したPOPを準備して臨んだと言います。

「とはいえ、外国語を話せるわけではないので(笑)、お互いスマートフォンを片手に、翻訳アプリを通じて会話をしました。妹さんへのプレゼントに陶器製のピアスをお求めになったお客様は、次は妹さんも連れてきたいと、その場で私のインスタグラムのフォローまでしてくださって。初めてのことで戸惑いもありましたが、とてもいい思い出です」。

米田さんが作る陶器のアクセサリーや小物は、米田さんの温かな人柄が伝わってくる。

次回の開催は12月24日(日)、クリスマスイヴに決定

「ハンドメイドマルシェ@TOKYO SQUARE GARDEN」を主催した青空個展実行委員会(株式会社東京リサイクル)は、2009年のスタート以来、東京都内近郊でほぼ毎週「青空個展てづくり市」を開催する、いわばハンドメイドの魅力の伝道師です。そんな彼らにも今回、嬉しい想定外がありました。

「当初想定していた来場者数は1,000人。前日から当日の午前中にかけて雨まじりの寒気であったにも関わらず、約1,500人ものお客様にお越しいただいたのは、京橋の利便性の高さがあってこそだと思います。また、外国人のお客様やおまとめ買いをされるお客様が多かったのも、他の会場との大きな違いです。出店型イベントの特徴は、出店される作家さんや作品とエリアのお客様の相性が、回を追うごとに高まることにありますから、クリスマスイヴに開催される次回のマルシェも、ぜひご期待ください」。(東京リサイクル 鈴木さん)

会場の運営に当たる鈴木さん。「物が溢れる時代だからこそ、手作りの宝物を届けたい」と話す。

洗練された都会のセンスとカジュアルさを併せ持つ京橋のライフスタイルにぴったりとはまる、ハンドメイド作品の登場が今から待ち遠しいです。

<イベント詳細>
日時:第1回 :2017年11月23日(木・祝)11:00~17:00
     第2回 :2017年12月24日(日)  11:00~16:00 予定
※雨天決行・荒天中止となります。中止については、当日7:30頃、青空個展てづくり市のWEBサイトにて発表します。
場所:東京スクエアガーデン1階貫通通路 ほか
主催:ハンドメイドマルシェ実行委員会
協力:東京建物株式会社
企画制作:株式会社 POD、株式会社東京リサイクル
運営:青空個展実行委員会

関連サイト
東京スクエアガーデン: http://tokyo-sg.com/
青空個展てづくり市   : https://www.aozorakoten.com/

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