〈たべるかう〉この街の多様性を象徴する店
Shops that symbolize the diversity of EATS

|2020.02.20

レストラン サカキ [京橋]

photo:Satoshi Nagare, Keiko Ichihara   text:Noriko Maniwa
 
老舗も多いが、実は勢いのある“挑戦者”が集まる東京駅イースト界隈。
そこに生まれるのは異なる文化、年代、層との交流で生まれるケミストリー。
このエリアで躍動し、進化する20の名店を訪ね、EATSの魅力を体感しよう。

 

ファミリービジネスの未来


伝統を守るだけでは、代々続く老舗でも存続は難しいのも事実。
時代に寄り添って日々変革していながら、本質は変わらない。
EATSの未来を見据える老舗は、次世代に続く名店として輝く。

 

ミックスフライなどの洋食メニューのランチは行列ができるほど。土曜のランチはフレンチのコース料理。

人気メニューのハンバーグ1,150円。できるだけつなぎを使わずに豚肉と牛肉をミックス。あふれ出す肉汁と本格フレンチならではのどっしりしたドミグラスソースが美味。

変容しているのに変わらない、それが愛される老舗の条件


〈レストラン サカキ〉は4代目の榊原大輔さんがシェフになってから昼は典型的な洋食メニュー、夜は本格的なフレンチを提供する新業態に。喫茶店でスタートし、洋食屋として人気を博した昭和の時代、先代はホールと経営に専念し、調理するのは雇われたシェフだったそう。

 

4代目がキッチンに入り、洋食と本格フレンチが融合。


「調理人が変わると味も変わる。継ぐならば自分が厨房に立ちたいと思ったんです」と榊原さん。フランスの各地で修業を積み、シェフとしての実力をつけた後、店を受け継いだ。話題の洋食メニューのランチでは行列が絶えない人気店だけに、大型商業施設などでの新規出店などの誘いも多い。「いい話はたくさんいただきますが、背伸びすることなく、目の届く範囲でやりたいんです」と榊原さんは言葉を選びながら語る。

誠実に、一歩ずつ。それがEATSの老舗を未来につなげている。
 

左:4代目の榊原シェフはニースやボルドー、パリなどフランス各地で修業。2003年に料理長に。
右:路面店で、外の様子が感じられるほど窓が大きい店舗はこのエリアでは珍しいそう。

INFORMATION

レストラン サカキ

住所
東京都中央区京橋2-12-12
電話番号
03-3561-9676
営業時間
11:30~13:30、18:00~20:30
定休日
日祝日
Webサイト
http://www.r-sakaki.com/
※Hanako SPECIAL ISSUE 「東京イーストエリアマガジン」(2019年10月発行)より転載

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