〈たべるかう〉この街の多様性を象徴する店
Shops that symbolize the diversity of EATS

|2020.02.20

DAKSHIN [八重洲]

photo:Junko Yokoyama   text:Noriko Maniwa
 
老舗も多いが、実は勢いのある“挑戦者”が集まる東京駅イースト界隈。
そこに生まれるのは異なる文化、年代、層との交流で生まれるケミストリー。
このエリアで躍動し、進化する20の名店を訪ね、EATSの魅力を体感しよう。

 

美食の街は名店とともに


京都へ続く最初の橋、「京橋」は昭和初期まで実際に存在していた。
文明開花の時代から新しい食文化を発信していたこのエリアは
現在でも美食の街として伝統を守り、革新に挑んでいる。

 

東京駅八重洲口から、南インドへひとっ飛び!

ここはインド?と錯覚するほどランチタイムには近隣のオフィスで働くインド系ビジネスマンでにぎわう。

美食文化を伝え広める、八重洲・京橋の有名店。


江戸の拠点、日本橋から京都へ続く最初の橋が京橋。昭和初めまでは実際に現在の首都高速の真下には川が流れ、「京橋」も存在していた。明治の文明開化の時代から、京橋から広がるこのエリアには新しい食文化が育ってきた。

日本のインド料理の9割以上が北インド料理という中で、通訳として活躍していたラジクマール・ラターさんがこのエリアに開いたのが南インド料理店〈ダクシン〉。インドの五ツ星ホテルのシェフだったアヤナール料理長による薬膳料理はさらりとしてヘルシーだ。

日本人スタッフ1名をのぞいてキッチンもホールもインド出身。ベジタリアンやハラルに対応しているため、インド人の顧客が集まる。
東京駅周辺にはITや医療関連、自動車産業などインド人が活躍する企業が多い。諸説あるが、接待の場となっていることも南インド料理の名店が八重洲・京橋エリアに集中している理由の一つだそう。

今ではカレーやスープを皿の上で混ぜ、好みの味に調える南インドの定食、ミールスも定着した。


 

左:薄焼きのドーサは専門の職人が手際よく焼き上げる。
右:カレー2種にサンバル、ラッサムなどの定番のスープがついたバスマティライス・ミールズ1,500円。

使用されているのはすべてハラルミート。アーユルヴェーダに基づいた健康食。

INFORMATION

DAKSHIN

住所
東京都中央区八重洲2-5-12 プレリービルB1
電話番号
03-6225-2640
営業時間
11:00~14:30LO、17:30~22:00LO(土日祝~21:00LO)
定休日
無休
Webサイト
http://www.dakshin.jp/
※Hanako SPECIAL ISSUE 「東京イーストエリアマガジン」(2019年10月発行)より転載

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