〈さんかする〉イベント詳細
Event information

|2019.09.04

椅子の神様 宮本茂紀の仕事 [LIXILギャラリー]

椅子張り職人として、また日本初の家具モデラーとして、現在も第一線で活躍する宮本茂紀さん(1937-)。
修復の仕事から海外デザイナーズの家具や乗り物のシートまで幅広く手がける宮本さんは、これまで国内外から大きな信頼を得てきた、日本における椅子作りの第一人者です。
本展は、宮本さんが携わってきた多くの名作やオリジナル作品を含む約35点の展示資料とともに、長年の経験と知識、そして確かな技術に裏打ちされた宮本茂紀さんの仕事に迫ります。


カッシーナ、B&B、アルフレックス、梅田正徳、藤江和子、隈研吾、アントニオ・チッテリオ、ザハ・ハディド...。
彼らは、宮本茂紀さんがともに椅子の試作開発に携わってきたメーカーやデザイナー、建築家たちです。
職人との間を繋ぎ、製品化を支える家具モデラーとして、宮本さんは「やってみなければ、分からない」と開発に挑み、デザイナーらの意向をかたちにしてきました。
細部まで妥協せずに追及する、その姿勢にこそ不可能なことを可能にする力が宿るのかもしれません。これは、宮本さんが多くのクリエイターたちから信頼を置かれる所以でもあります。
しかし、そんな神業のようなことも、職人としての約65年のキャリアがあってこそ。過去には迎賓館や明治村に残された椅子の修復も行ってきました。
宮本さんは経験から得た知識や新旧の技術を椅子作りに活かし、さらに次世代に継承することも怠りません。人一倍の探究心と好奇心で、宮本さんの職人魂は常に先の姿を見据えています。

本展では、宮本さんが携わった数多くの仕事を、モデラーの仕事、修復や自ら手がける椅子開発を含む椅子張り職人の仕事、そして次世代を育てる仕事の3つに分類し、それぞれ数例を試作開発の具体的な取り組み方とともに紹介します。完成した椅子に隠された職人の熟考、判断、技術の痕跡が垣間見られることでしょう。本展が、新たな角度から椅子の奥深さや魅力に触れることのできる機会となることを期待します。


<イベント概要>

日時: 2019年9月5日(木)~11月23日(土)

開館時間: 10:00~18:00

休館日: 水曜日

入場料: 無料

企画: LIXILギャラリー企画委員会

制作:    株式会社LIXIL

協力:    五反田製作所グループ、埼玉県立近代美術館、博物館 明治村、藤原敬介、株式会社ワイス・ワイス

展示デザイン: +建築設計 田代朋彦

展示グラフィック: HORIdesign 堀 恭子

WEBサイト: https://www.livingculture.lixil/topics/gallery/g-1906/

 
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