〈さんかする〉イベント詳細
Event information

|2020.09.11

「響心-kyoshin-」新作発表イベント [京橋]

窯元と料理人によるクリエーションの競演~鍋島・有田・三川内の産地の枠を超えた器

京橋の「KITCHEN STUDIO SUIBA」にて、食空間デザインStudio Stråle(代表:佐藤由美子)がプロデュースした和食器の展示と、京橋のグランメゾン「Chez Inno(シェ・イノ)」の古賀純二シェフによる盛り付けデモンストレーションを行います。

左上から時計回りに、畑石眞嗣氏(畑萬陶苑)の作品2点、中里進也氏(平戸松山窯)の作品2点、寺内信二氏(李荘窯)の作品、中里月度務氏(平戸松山窯)の作品

自分ひとりの作品を飾るのではなく、父母の故郷である佐賀、長崎の伝統工芸作家たちとの共作を。

佐藤氏のラブコールに応える形で、<鍋島焼>畑萬陶苑4代目・畑石眞嗣氏、<有田焼>李荘窯4代目・寺内信二氏、<三川内焼>平戸松山窯16代目・中里月度務氏とその弟の中里進也氏という、各産地を代表する4人が、それぞれ佐藤氏とコラボレーションした新作を一堂に発表します。

400年以上も前の陶工たちの探究心をルーツとする4人のものづくりと、佐藤氏の感性が重なり合って生まれた作品は、作家性が感じられる現代の器でありながら、おのずと古格が備わる洗練された仕上がりとなっています。

瓔珞文様の器の制作風景

<畑萬陶苑>畑石真嗣×佐藤由美子(Hataishi Shinji × Sato Yumiko)
江戸時代に将軍家への献上品を焼いた鍋島藩窯の伝統を受け継ぐ美の世界。
今回は洋風料理やほかの器との組み合わせも加味して、格の高さを示す鍋島の高い高台にゴールドを施しています。
窯元が追究し続ける透き通るような白磁には、畑石氏の卓越した筆使いで鍋島の伝統的な文様である蟹牡丹や笹が描き上げられ、さらにポーセリンペインティングと呼ばれる西洋磁器上絵付け技法による彩色をアクセントとして加えています。

<李荘窯>寺内信二×佐藤由美子(Terauchi Shinji × Sato Yumiko)
国内外の名シェフも評価する李荘窯の有田焼は染付が基本であり、寺内氏がライフワークとしても続けている仕事です。
今回は、1670年頃に作られた素晴らしい染付の台皿へのオマージュとなる作品づくりに挑みました。
柿右衛門様式の始まりといえる余白を生かした構図。
模様を前身から背面まで繋げて表わす着物のような文様の配置も上品です。
さらに、唐草の中の丸文様に18世紀に大流行した五弁花や伝統的な柄をプラチナで描き入れ、時代時代の美を凝縮しました。

<平戸松山窯>中里月度務×佐藤由美子(Nakazato Tsutomu× Sato Yumiko)
平戸藩の御用窯として発展した三川内焼の染付は「一枚の絵のよう」と評されることがありますが、今回はあえて瓔珞(ようらく)文様というパターン柄を選び、平戸松山窯の高い技術の筆使いを際立たせました。
瓔珞とは、古代インドの王族が身に着けていた装身具などに用いられる装厳具を指します。
洋食器を意識した形状の器面に瓔珞文様を描いた結果、白磁の肌に無国籍な美しさをたたえた他にはない作品が出来上がりました。

<平戸松山窯>中里進也×佐藤由美子(Nakazato Shinya× Sato Yumiko)
三川内のもうひとつの伝統技法が白磁で造形物を表現する「細工物」です。
なかでも進也氏が得意とする「根付」は、日本独特の繊細な美的感覚が育て上げた小さな芸術品として、熱心なコレクターがいるほど。
その一子相伝の技術で今回、深皿の上で楽しそうに遊ぶ唐子のやんちゃな表情、今にも飛び出しそうなカエルの動きを写実的に表現しました。
食器という用途だけでなく、季節の花とあわせたり、オブジェとしてもお使いいただけます。


<古賀シェフコメント>~新作に寄せて
白いキャンバスでないと絵が描けないと思っている人は多いのではないでしょうか。
僕は、器はもっと自由であっていいと思います。
僕自身、佐賀県武雄市出身ということもあり、質朴とした土味あふれる古唐津の器もあれば、白い磁肌に色とりどりの絵付けがされた有田焼の器もある食卓が日常でした。
料理に関しても特に最近の西洋料理の傾向として、より有機的な方法で素材と向き合う方向へシフトしつつあります。
そういう意味でも、これからの料理の盛り付けはきめ細やかさよりもリアルで大胆な表現になっていくように思います。
——器も料理ももっと自由におおらかに。

<イベント概要>
開 催 日:2020年10月20日(火)11:00~18:00
会   場:KITCHEN STUDIO SUIBA(東京都中央区京橋1-12-7)
参 加 費:無料
参加作家(窯元):畑石眞嗣(畑萬陶苑)、寺内信二(李荘窯)、中里月度務(平戸松山窯)、中里進也(平戸松山窯)
参加シェフ(レストラン):古賀純二(シェ・イノ)
主   催:食空間デザインStudio Stråle
共   催:東京建物
企画制作協力:POD

イベント内容
① 器の展示:終日どなたでもご自由にお入りいただけます。
② 盛り付けデモンストレーション:各回45分、10名定員の事前予約制となります。
 古賀シェフによる新作を使った盛り付けデモンストレーションをご覧いただいた後は、ご試食いただきながら、新作や盛り付けについての歓談タイムを設けています。


<盛り付けデモンストレーション事前予約 お申し込み方法>
*イベントの様子の取材、作品の取材などを前提にご協力いただける方を優先させていただきます。

次のアドレスに、題名 ■「響心-kyoshin-」新作発表イベント取材・参加希望 とお書きになり、
n-iijima@podinc.jp 宛てに、以下の項目を記載しお送りください。
1) お名前(よみがな)
2) 会社名及び所属部署
3) 電話番号
4) 掲載予定メディア
5) インタビューの希望の有無(希望する・しない)
6) ご希望時間帯 第1候補(14:00-/15:00-/16:00-)
7) ご希望時間帯 第2候補(14:00-/15:00-/16:00-)
*注意事項:定員制をとっているため、参加のご希望やご希望時間帯に添えない場合がございます。
何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

お申し込みいただいた後、こちらよりメールで詳細を連絡の上、参加確定となります。
インタビュー記事掲載にあたっては、原稿内容を事前確認させていただくことを前提とさせていただきます。

関連サイト
畑萬陶苑:  https://hataman.jp/
李荘窯:   http://www.risogama.jp/
平戸松山窯: https://www.hiradoshouzan.com/
食空間デザインStudio Strål:  https://www.strale.jp/
Chez Inno(シェ・イノ)京橋: http://www.chezinno.jp/
KITCHEN STUDIO SUIBA:  https://sui-ba.com/ 

問い合わせ先
株式会社POD 担当:飯島
電話 090-4437-4660 メール n-iijima@podinc.jp


本イベントにおける新型コロナウイルス感染症対策について
お客様へご案内・お願い事項
・ご来場前に検温や体調確認をお願いします。体調が優れない、風邪のような症状がある方は無理をなさらず、来場をお控えください。
・会場入り口に消毒液をご用意しています。会場にお入りの際は、消毒液のご利用をお願いします。
・会場内では、常時(試食時を除く)正しくマスクを着用していただきますようお願いします。
・盛り付けデモンストレーションの時間帯に一度に入場できる人数の上限を10人までとしています。展示スペースは終日ご自由にお入りいただけますが、会場の混雑状況によってはご入場をお待ちいただく場合がございます。
・会場内においては、ソーシャルディスタンスを意識していただきますようお願いします。
・本イベントの安全な運営のため、スタッフの指示には従っていただきますようご協力をお願いします。
スタッフの体調管理ならびに感染防止対策
・スタッフは、全員が事前に検温し、発熱や風邪症状等がある場合は運営業務に従事しません。
・スタッフ全員がマスクまたはフェイスシールドを常時着用し、手洗いや手指消毒を徹底します。
・テーブルや座席など、お客様が直接手をお触れになる箇所を定期的にアルコール消毒します。
・施設の前面のスライドドアを大きく開放することで、換気をよくします。
・ご試食は大皿での取り分けでなく、各人に個別盛りで提供します。

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