〈さんかする〉イベント詳細
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|2022.03.22

日本の映画館[国立映画アーカイブ]

日本の映画館[国立映画アーカイブ]


 いま全国の映画館は、一か所に多くのスクリーンを持ち効率的経営を行うシネマコンプレックス(シネコン)が主流になり、映画が娯楽の王者だった時代の豪勢な大型劇場や、どの都市の街角にもあった小さな映画館の多くは姿を消してしまいました。東京浅草に日本初の映画常設館が誕生してから120年近く経ちますが、その間、私たちはどんな空間で映画を楽しんできたのでしょうか。

 「映画館で映画を見る」という何げない行為も、震災、戦争、復興、経済成長といった社会情勢や、人々の暮らしのモードの変化とともに移り変わってきました。この展覧会は、映画館の写真、プログラム、雑誌・書籍、実際に映画館で使われた品々などを通して、映画館の誕生、映画興行の発展期からミニシアターの時代まで、シネマコンプレックス登場以前の日本の「観客の映画史」に迫ります。とりわけ、往年の貴重な興行資料を軸に、二つの大都市(川崎・北九州)の例を通して、映画館と人々のかかわりを示すとともに、建築としての映画館の変遷や、人の目に触れにくいフィルムの映写という技能にも着目します。

 インターネット配信による鑑賞がますます根づき、また新型コロナウイルス感染症のあおりで映画館運営が厳しさを増す現在、本企画は、映画館に人々が集うことの意義を再び確認するとともに、映画の持つパワーを映画館という場所から捉え直す好機となるでしょう。


 
『椿姫』(1927 年、村田実監督)ポスター 国立映画アーカイブ所蔵
『キートンの結婚狂』(1929 年、エドワード・セジウィック&バスター・キートン共同監督)ポスター 国立映画アーカイブ所蔵

『椿姫』(1927 年、村田実監督)ポスター 国立映画アーカイブ所蔵 『キートンの結婚狂』(1929 年、エドワード・セジウィック&バスター・キートン共同監督)ポスター 国立映画アーカイブ所蔵



<企画概要>

会  場: 国立映画アーカイブ 展示室(7階)

会  期: 2022年4月12日(火)-2022年7月17日(日) ※会期中の休館日:月曜日

開室時間: 11時00分~18時30分(入室は18時00分まで)
*毎月末金曜日は11時00分~20時00分(入室は19時30分まで)

休室日: 月曜日、5月24日(火)~5月27日(金)は休室です。

観覧料: 一般250円(200円)/大学生130円(60円)/65歳以上・高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、国立映画アーカイブの キャンパスメンバーズ は無料

*料金は常設の「日本映画の歴史」の入場料を含みます。
*( )内は20名以上の団体料金です。
*学生、65歳以上、障害者、キャンパスメンバーズの方はそれぞれ入室の際、証明できるものをご提示ください。
*国立映画アーカイブの上映観覧券(観覧後の半券可)をご提示いただくと、1回に限り団体料金が適用されます。
*2022年5月18日(水)「国際博物館の日(毎年5月18日)」は無料でご覧いただけます。


主  催: 国立映画アーカイブ

協  力: 株式会社 チネチッタ、北九州市松永文庫

・新型コロナウイルス感染拡大防止のため混雑状況により入室を制限することがあります。
・当館の感染症予防の対策およびご来館の皆様へのお願いにつきましては、 「ご来館にあたってのお願い」 をご覧ください。
・マスク着用のない方の入館をお断りします。
・来館者全員に検温を行います。37.5℃以上の方は入館をお断りいたします。

国立映画アーカイブ: https://www.nfaj.go.jp/
企画ページ: https://www.nfaj.go.jp/exhibition/movietheatres2022/

FEATURES

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