〈さんかする〉イベント詳細
Event information

|2022.08.05

生誕120年 映画監督 山本嘉次郎[国立映画アーカイブ]

 山本嘉次郎(1902-1974)は、1924年の監督デビュー後、シナリオ作家として頭角を現した日活太秦を経て、1934年にP.C.L.へ移籍し、エノケンの音楽喜劇映画や文芸映画路線の先駆けとなった『坊つちやん』(1935)などを演出して、同社の屋台骨を支える監督の一人として活躍の場を広げます。1937年にP.C.L.が東宝に吸収合併された後も、長谷川一夫の入社第1作となる時代劇『藤十郎の戀』(1938)、セミ・ドキュメンタリータッチで描かれる『綴方教室』(1938)や『馬』(1941)、特撮を活かした戦争映画『ハワイマレー沖海戰』(1942)などで、ジャンル映画の新たな可能性を切り拓きました。また、戦後の第2次東宝争議後に組合が自主製作した『明日を創る人々』(1946)以降も、一時東宝を離れて独立プロ「映画藝術協会」の設立に参加し、『風の子』(1949)や『春の戯れ』(1949)などで自由な映画作りを主導しました。1951年には『ホープさん サラリーマン虎の巻』で東宝復帰をはたし、第一線を退く1966年まで、ユーモアと詩情をたたえた作風で、生涯に90本以上の映画を世に送り出しました。後に監督として盛名をはせた黒澤明や谷口千吉ら後進を育て、不世出のスター・三船敏郎を見出したことも忘れてはならないでしょう。
 本特集では、日本映画の黄金期を支えた映画監督・山本嘉次郎の生誕120年という節目の年に、現存が確認されている『青春醉虎傳』(1934) 以降の代表作(21プログラム・21作品)を厳選して上映することで、その偉大な業績を振り返ります。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

※ 会期、上映スケジュールおよびチケットの発売方法、定員の変更等の場合はHPでお知らせします。
※ 新型コロナウイルス感染拡大などの状況により、変更が生じる可能性がございます。
  随時、当館HPにて最新情報をご確認ください。


<企画概要>

会  期: 2022年8月2日(火)-2022年8月28日(日)
          本特集の休映日:月曜日および8月5日(金)-6日(土)

会  場: 国立映画アーカイブ 小ホール(地下1階)

定  員: 151名(各回入替制・全席指定席)

●館内でのチケット販売はございません。要事前購入。

チケット料金
一般:520円/高校・大学生・65歳以上:310円/小・中学生:100円
/障害者(付添者は原則1名まで)・国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズ・未就学児・優待:無料(セブン-イレブンのマルチコピー機で購入される場合は手数料のみかかります。

・マスク着用のない方の入館をお断りします。
・来館者全員に検温を行います。37.5℃以上の方は入館をお断りいたします。


国立映画アーカイブ:https://www.nfaj.go.jp/
上映企画ページ:https://www.nfaj.go.jp/exhibition/yamamoto202207/#section1-1/

Pagetop