〈さんかする〉イベントレポート
Event report

|2017.12.11

EDO FES & 日本橋アンバサダープロジェクト 始動!


9月9日、いよいよ日本橋アンバサダー育成プロジェクトが始まりました!

日本橋アンバサダー育成プロジェクトは、日本橋文化を理解しその魅力を発信する「日本橋アンバサダー」を育成することを目的に、学生や日本橋地域の就労者を対象として日本橋地域ルネッサンス100年計画委員会が実施するものです。一定の学びを得た日本橋アンバサダーのみなさんには、日本橋で開催される様々なイベント等において外国人や障碍者などとのコミュニケーションをサポートするボランティアとして活躍していただきます。

この活動を通じて、オリンピック・パラリンピック東京2020大会を契機とした「日本橋ブランド」の国内外への発信を目指します。
また内閣官房東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部事務局の支援も受けており、内閣官房文化プログラム「beyond2020」認証事業にも認められました。

以下にこの取り組みの様子をお伝えいたします。

1)2017年9月9日(土)江戸まちゼミ

日本橋アンバサダーの候補である学生等を対象として、日本橋文化の理解を深めるための講習会および交流会が開催されました。
初開催となった今回は、上智大学、神田外語大学、神田外語学院の学生と地域の就労者が参加。江戸まちゼミ前半は団扇の老舗「伊場仙」の会議室で日本橋の歴史・文化等について座学。講師には現伊場仙当主の吉田誠男社長を迎え、その後、本番のイベントさながら実際にまちを歩きながら英語での説明の仕方などを学びました。学生等にとっては、楽しみ半分、不安半分のようでしたが、最後の交流会の頃には参加者同士の交流も深まり、その後のイベントが待ち遠しい様子でした。

2)2017年9月13日(水)、9月26日(火)、10月18日(水)江戸まち塾

日本橋のより広くて深い知識を得てもらうために任意で江戸まち塾にも参加していただきました。
(江戸まち塾の詳細はイベントレポートをご覧ください。)

3)2017年10月12日(木)日本橋アンバサダーフォローアップゼミ

本番のイベントを控え、直前のフォローアップゼミを開催しました。平日にも関わらず、多くのアンバサダーが参加し、伊場仙会議室は熱気にあふれていました。日本橋まち歩きツアーで巡る日本橋周辺地図や紹介するスポットの資料が配布され、2人1組で日本語を英訳するガイドシミュレーションを実施。後半は日本橋文化を説明するときの微妙なニュアンスを英語でどのように表現するのが良いのか参加者同士で相談しながら知識を深めるゼミとなりました。

4)2017年10月21日(土)~22日(日)EDOFESワークショップ

①日本橋まち歩きツアー(日本橋の歴史と文化を知るツアー)
10月21日 10:30~12:30
残念ながら悪天候のため中止となりました。

団扇絵付け(伊場仙)
10月21日(土) 14:00~15:30
参加人数:6名(アジア系4名、ヨーロッパ系2名)
ゲストが日本で訪れたことのある地、訪れたい風景などをそれぞれの団扇の両面に描きました。スマートフォンで画像を検索しつつ描く人や、頭に思い描いたものを想像力を膨らませながらデザインする人など、出来上がった団扇はまさに十人十色でしたが、いずれも満足そうな笑顔で団扇を持ち帰られたのが印象的でした。
ゲスト2人に対してアンバサダー1人が対応するような人数割合でしたので、とてもよくコミュニケーションがとられていたようでした。

紙漉き(小津和紙)
10月21日(土) 16:00~17:00
参加人数:8名(アジア系4名、ヨーロッパ系3名、北米系1名)
小津和紙3階で原料の収穫から[紙]が完成するまでをシアター形式で学習した後、1階の工房にて紙漉き体験。こちらは作業工程毎にお店のスタップとアンバサダーが待機するかたちになり、滞りなく体験が進みました。職人レベル、とはいかないものの、ゲストは自分で作った和紙独特の触り心地を体感し、満足そうでした。
※常時紙漉き体験受付。要予約。

日本橋街トーク(NICA)
10月21日(土) 18:00~20:00
参加人数:4名(アジア系4名)
講師の吉田誠男さん(株式会社伊場仙 代表取締役)により、伊場仙創業者と徳川家との関わりから、江戸のなりたち、オランダの技術も用いて創られた日本橋の街づくりなど、幅広く軽快なトークセッションが行われました。古くからオランダの技術が日本に伝わっていたんですね。後半はゲストからも質問が飛び交い、会場にいるみんなで知識を深める会になりました。

江戸切子(華硝)
10月22日(日) 15:00~16:30
参加人数:4名(ヨーロッパ系3名、北米系1名)
職人と同じ道具を使って、自分の手で江戸切子の紋様を施すワークショップ。ショーケースに並んだ商品を参考に、イメージを深めます。硝子の構造(透明と色つき硝子の2層構造)や、持ち方、機械への当て方など、アドバイスを聞きながら真剣に作業を進め、世界に1つだけのぐい呑みが完成。ゲストの笑顔は硝子に負けないくらいキラキラ輝いていました。
※常時ぐい呑制作体験受付。要予約。

現代江戸料理(おとな食堂)
10月22日(日) 17:00~19:00
参加人数:8名(アジア系1名、ヨーロッパ系5名、北米系2名)
今ほど調味料や調理器具などが豊かでなかった江戸時代、人々は切り方や調理方法を変えることで様々な料理をつくっていました。その良さを改めて知ることのできるワークショップ。今回は1本の大根からいくつもの品の料理が完成。大根がこれほど多種類に変化することにみんなとても驚いていました。最後はみんなで大根料理をほお張りながら、それぞれの国の家庭料理についての他、日本に来て驚いたことなど、多岐に渡る意見交換が広がり和やかなムードで閉会しました。

5)2017年11月18日(土)日本橋アンバサダーフォローアップ&日本橋周遊ツアー

最後に本プロジェクトを今後につなげていくためのヒアリングの機会が設けられました。10月21日の日本橋まち歩きツアーが中止となったこともあり、日本橋にゆかりのある地を巡るバスツアーも同時開催。江戸城すなわち現在の皇居を中心とした江戸時代と現代の地図を手に、13箇所のスポットを巡りました。江戸及び現代の地図、さらに現地を同時に見比べることが出来たこのツアーは、ゲストはもちろんアンバサダーにとっても大変有意義な時間になったようです。

日本橋地域ルネッサンス100年計画委員会では、今後も日本橋アンバサダーに日本橋の魅力を発信していただけるよう、様々な機会を用意するようですので、みなさんも次の機会に参加してみてはいかがでしょうか?

<イベント詳細>
主催者:日本橋地域100年計画委員会 2020年委員会 EDOFES実行委員会
協 力:イー・エフ・エデュケーション・ファースト・ジャパン株式会社、上智大学、清水建設、高島屋、東京建物、
    平和不動産、三井不動産、ロイヤルパークホテル、ANAセールス
(アンバサダー)上智大学、
        清水建設、高島屋、東京建物、平和不動産、三井不動産、ロイヤルパークホテル、ANAセールスなど
                     EDO-FES実行委員会
(ゲスト(参加者))外国人観光客、在日外国人(大使館、商工会議所のネットワーク)、
           外国人留学生(EF社、東京国際大学、早稲田留学生寮等)
(会場)伊場仙、小津和紙、華硝、おとな食堂、NICA

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