〈さんかする〉イベントレポート
Event report

|2016.06.06

神輿の起源から神輿制作の話まで【江戸まち塾 第四回】祭りと神輿

日本三大祭のひとつとして名高い「山王祭」。徳川三代将軍家光公以来、歴代将軍が上覧拝礼する数少ない「天下祭」は、由緒正しい祭りとして多くの方々に愛されています。

今年は、二年に一度の「山王祭」の年。そこで、さまざまな視点から「山王祭」に親しんで頂こうと、2月25日(木)の第一回を皮切りに全四回の「江戸まち塾」を開催。最終回の第四回は、去る5月9日(月)、清水建設本社2階のシミズホールにて行われました。


今回の講師は、株式会社宮本卯之助商店の宮本卯之助会長。第一回の講師をお引き受け頂いた江戸町火消し「ろ組」組頭の鹿島彰さん、世話役としてご参加頂いた竹内章雅さん、日枝神社下町連合の布川利幸さんにもご登壇頂き、江戸の神輿のお話をお伺いしました。

神輿が初めて世にお目見えしたのは、天平勝宝元年。東大寺の大仏建造にあたり、大分県にある宇佐八幡の八幡神を勧請する際、聖武天皇の紫色の「鳳輦(ほうれん)」を用いたのが起源だそう。平安時代に入ると、京都を中心に疫病や怨霊をはらう御霊信仰が盛んになり、御旅所へ神輿の巡幸が行われるように。これが神輿祭のはじまりとのことです。


興味深かったのは、神輿制作のお話。神輿一基をつくるにあたって携わる職人は、なんと二十数職。大人神輿で約1年、子供神輿で約半年の制作期間を要し、制作費用は大人神輿で1千万~2千万円以上かかるという驚きの裏話まで。また、台輪と呼ばれる土台に、東西南北を示す四神を入れるのが習わしだそうです。


興味深かったのは、神輿制作のお話。神輿一基をつくるにあたって携わる職人は、なんと二十数職。大人神輿で約1年、子供神輿で約半年の制作期間を要し、制作費用は大人神輿で1千万~2千万円以上かかるという驚きの裏話まで。また、台輪と呼ばれる土台に、東西南北を示す四神を入れるのが習わしだそうです。

大盛況だった「江戸まち塾」のグランドフィナーレを飾ったのは、木遣りの実演。鹿島さんに加え、「せ組」組頭の武藤さん、「百組」副組頭の鏡さん、日比谷町小頭の山本さんもご登壇、美しい木遣りをご披露頂いた後、日枝神社下町連合の布川さんに手締めをして頂きました。

宮本会長のお話を熱心に聞き入る参加者の姿であふれかえった第四回「江戸まち塾」。四回にわたって開催された「江戸まち塾」を通して、「山王祭」への期待がさらに高まりました。ぜひ歴史ある「山王祭」に足を運び、かつての江戸の街にも思いを馳せながらお楽しみください。

最後は皆さまでパチリ!

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