こんにちは編集部のNです。
本日ご紹介したいのは、まるで小説の舞台のような店内の[ぺしゃわーる]さん。
昼はカフェ、夜はバーとして営業されていて、私は昼間の時間帯に行って来ました。
さくら通りに面した入口から地下に下りると、そこは大人の隠れ家。紫煙漂う店内には、ガレのようなオレンジ色の光を灯す照明がよく似合います。
目に映るのはカウンターにずらりと並ぶアルコール、ベストを着こなすバーテンダーが淹れるネルドリップ珈琲の香り、そして壁に飾られた井上靖氏の直筆原稿「旅」の詩。
席に着くだけで、なんだか特別な気分になってしまいます。
店内にはスーツ姿の紳士たちが、世界情勢や平家物語の解釈について談話中。
そんな“いい会話”に耳を傾けながら、ケーキセットにブレンド珈琲を注文して、私もちょっと大人の世界に仲間入り。
こんな格式高いお店が似合う“大人”に憧れつつも、まずは雰囲気だけ噛み締めて来ました。
ごちそうさまでした。