こんにちは、編集部員KRです。
本日は、鉄の飾り看板が気になっていた「せいとう日本橋本店」へ。
シチリアワインと和牛の専門店と銘打っており、ディナー営業がメーン。こだわりの熟成牛はランチでも食べられるようです。
階段を降りて地下1階へ。木製の仕切りと白壁のしつらえがレトロモダンでおしゃれな店内です。創業70年の老舗洋食屋はさすがの落ち着きと貫禄だなあと思っていたら、施工は宮大工によるものなんだとか。
それぞれが個室か半個室になっていて、最大の個室は30名収容。私はいちばんキッチンに近い半個室に案内されました。キッチンと近いためか、給仕さんたちが代わる代わるやってきて気遣ってくれます。みなさん和やかな紳士でとても気持ちの良いランチタイムになりました。
ランチメニューは、ハンバーグ、ローストビーフ、カレー、ステーキ、タンシチュー。どれも捨てがたい選択肢で、しばしムムム。決めかねた私は「“せいとう”のこだわりが詰まった」の文言に惹かれて「せいとう塊肉カレー」に決めました。
ランチのセットはドリンクとミニサラダ。コーヒー、紅茶、ウーロン茶がセルフサービスで飲み放題。有機野菜のミニサラダは、柿やクレソンなどを和えたグリーンサラダで美味でした。
そして本日の主役、カレーが到着。洋食屋さんでお馴染みのメロン型でか型どられたライスがいいですね。黒毛和牛の塊肉は、スプーンで切れる柔らかさ。カレーとともにひと匙すくって、いただきます!
「せいとうカレー」は、スパイシーな欧風カレー。カレーならではの辛さがずっと続きながら、玉ねぎを中心とした旨味がしっかりと溶け込んだバランスの良い、お店の“こだわり”を感じるルーに、お匙がすすみます。貴重な黒毛和牛を大切にほぐしつつ、壺の中のカレーを継ぎ足しつぎたし堪能いたしました。
食べ盛りの方にはちょっと物足りない量かしら? 私には、ご飯の量もルーの具合もちょうどよかったです。次来た時は、黒毛和牛のハンバーグかステーキもいいなぁ。寒くなったらタンシチューもあったまるなぁ、と早くも次回選ぶメニューについて考えはじめていました。
そうそう、混雑時を除く時間帯の11時頃または14時頃には、ミニデザートがつくようです。
この日は、レモンのアイシングがかかったキャロットケーキ。生地はしっとり、レモンのアイシングは甘酸っぱくてほどよいお食後になりました。
今日はお肉を食べたいな、という日におすすめです。
WEBサイト: http://www.seitow-aoshima.co.jp