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〈みるきくしる〉こだわりシネマ/フィルムセンターの映画解説
Selected cinemas

|2016.04.26

生誕100年 木下忠司の映画音楽

Chûji Kinoshita Retrospective at His Centenary

戦後日本映画の黄金期を質量の両面において支えた映画音楽家、木下忠司(1916-)。兄・木下惠介や妹の脚本家・楠田芳子の作品はもちろん、松竹時代の川島雄三や小林正樹らの作品をはじめ、日本初の長篇カラー・アニメーションの『白蛇伝』や、マキノ雅弘や山下耕作らの任俠映画、鈴木則文監督の「トラック野郎」シリーズなど、時代を代表する作品群が、彼の音楽を得て世に出ました。抒情的なワルツからシャンソン、マーチ、ジャズ、フラメンコ、流行歌や唱歌のアレンジまで幅広く、個々の作品の主題に寄り添うその音楽は、野村芳太郎や堀内真直、伊賀山正光や小林恒夫、瀬川昌治といったプログラム・ピクチャーの名手たちと、喜劇映画からスリラー、アクション映画、歌謡映画からラブ・ロマンスまで、膨大かつ多岐にわたるジャンルの娯楽作品を生み出しました。

「僕は作曲家ではなく、映画音楽家です」という映画人・木下忠司。4月9日に満100歳を迎える本年、フィルムセンターでは彼が手がけた480本を超える映画作品から60プログラムを厳選し、第1回作品の『わが恋せし乙女』から劇映画、文化映画、アニメーションなどにわたって、木下忠司の映画音楽の軌跡を紹介します。

会期    : 2016年4月5日(火)-2016年6月12日(日)

作品リスト  : http://www.momat.go.jp/fc/exhibition/kinoshita-2016-4/#section1-2

スケジュール: http://www.momat.go.jp/fc/exhibition/kinoshita-2016-4/#section1-3

会場    : フィルムセンター 大ホール

定員    :310名(各回入替制)

料金    :一般520円/高校・大学生・シニア310円/小・中学生100円/障害者(付添者は原則1名まで)
       キャンパスメンバーズは無料

INFORMATION

東京国立近代美術館 フィルムセンター

住所
東京都中央区京橋 3-7-6
電話番号
03-5777-8600
休館日
【4-6月の休館日】月曜日,3月28日(月)-4月4日(月),6月13日(月)-17日(金)
Webサイト
http://www.momat.go.jp/fc/
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