初午祭というお祭りを皆様、ご存知でしょうか?
全国各地の稲荷神社で、2月の初めての午の日、五穀豊穣・商売繁盛・家内安全を願うお祭りです。
日本橋三丁目にある「いづみや」さんと「八重洲大飯店」さんの間に佇む「於満稲荷(おまんいなり)神社」。
大安に合わせ、初午祭が催されました。
日枝神社から神職を招き、神事が行われ、地元町会の方や取引先などが参列し、
その後、いづみやさんにてお祝いが開催されました。
於満稲荷神社の於満とは、徳川家康公の側室として、幕府を裏から支えた女性
「お万の方」様のことで、
於満稲荷神社も江戸城(皇居)を向いて建てられています。
お万の方様の院号「養珠院」から目の前の通りも「養珠院通り」と名付けられました。
於満稲荷神社の周辺には、かつて幕府の休憩所があったと伝わっています。
当時、お万の方様が、神仏寄進のため、この日本橋界隈に物資調達にいらっしゃり、
日本橋地域の商業の発展に貢献され、明暦の大火でもこの地域の復旧にご尽力されたのだそうです。
お万の方様のお人柄が今も昔もこの日本橋の人々を魅了し、初午祭として受け継がれています。
<イベント詳細>
日時:2017年2月25日(土)13:00~
場所:於満稲荷神社
いづみや横
「いづみや」HP: http://www.idumiya.info/