鍛冶橋通りと中央通りとの交差点に位置する東京スクエアガーデンで行われている「京橋マルシェ」。仕事帰りにも立ち寄りやすく、時折の開催を楽しみにしていましたが、いよいよ2018年8月から毎月第1土曜と第3火曜の定期市として正式スタートすると聞きつけ、定期開催初日の8月4日(土)、京橋マルシェへ早速足を運びました。
かつて「京橋」が架かっていた京橋川沿いには「大根河岸」という江戸時代初期に端を発する青物市場があり、長きにわたり、江戸・東京の豊かな食文化を育んできたそうです。京橋マルシェは、そんな京橋の歴史を受け継ぐべく企画されたとのこと。歴史を知ると、見慣れたはずの景色が違って見えてくるから不思議ですよね。
それにしても、目にも美味しい鮮やかな旬の食材は見ているだけでも楽しくなってきます。京橋マルシェには、農家さんのお店もあれば、食品製造や食品販売(卸売)を営んでいる人たちのお店もありますが、味のこだわりにかけてはいずれ劣らぬ人ばかり。一般的なスーパーでは見かけないような珍しい食材が並ぶこともあり、それぞれの店主が旬のおすすめや保存法を教えてくれるので美味しさはひとしおです。
今回、特に目を惹いた商品は、8月3日(金)発表の「第4回ハニー・オブ・ザ・イヤー」(一般社団法人日本はちみつマイスター協会主催)で栄えある海外産部門最優秀賞に輝いた、受賞ほやほやの生はちみつ「white taiga(ホワイトタイガ)」。ミツバチが生息できる北限の地・ロシアの「タイガの森」のリンデン(菩提樹)の花から採取した希少なハチミツだそうで、華やかで濃厚でありながらもさっぱりとした味わいが特徴。瓶以外にも、小分け包装されているスティックタイプもあり、職場のデスクにも忍ばせておけますね。出店者さんは、その名も「white taiga」さん。宮崎県産の新鮮な旬野菜も扱っています。
珍しい商品をもうひとつご紹介します。「KAISTYLE甲斐マルシェ」さんのブースで見つけた、敷島醸造のぶどう液です。爽やかな酸味と甘みが絶妙で、その濃厚な味わいはまるでフルーツをそのまま食べているかのよう。ストレートでも、炭酸水等で割っても楽しめます。山梨県甲斐市の特産品に特化して販売を行う「KAISTYLE甲斐マルシェ」さんいわく、写真の一升瓶タイプは都内ではほぼ出回っていないそうです。
出店者との会話を楽しみながら、都会の中心で新鮮な野菜や季節のフルーツ、地域の特産品に出会える京橋マルシェ。次回開催は8月21日(火)、要チェックです!
<イベント詳細>
日時:第1土曜日 11:30~18:00、第3火曜日 11:30~19:00
※雨天決行・荒天中止。
京橋マルシェFacebookページ<www.facebook.com/kyobashimarche>で最新情報をお届けしています。
場所:東京スクエアガーデン1階貫通通路ほか
中央区京橋3-1-1
東京メトロ銀座線「京橋駅」3番出口直結
JR「東京駅」八重洲南口より徒歩6分
お問い合わせ:株式会社GYOSHO 荒竹
TEL:090-9143-7239 e-mail: aratake@gyosho.co.jp